40代の肌のハリ復活に必要な食べ物・栄養素とは?肌の内側からのケアにも注目
いまのところ、その真皮の部分まで届く化粧品と言うのは、作られていないんです。その為、加齢とともに、化粧品ばかりに頼るのではなく、日々の食事などから、真皮層に働きかける栄養素を摂取することも重要になってきます。
では、お肌のハリや弾力に作用する栄養素と言うのは、どのようなものなのでしょう。効率良く摂取するには、どのようなものを食事に取り入れると良いのでしょう。それらのことをまとめてみました。
40代の肌でハリ復活に重要な成分とその働き
お肌に対して使われる「ハリ」と言う言葉にたいして、どのようなイメージがありますか?大抵は、触った時にピンとした弾力がある様な肌などをイメージしますよね。しかし、それは、見た目のお肌のことですが、そのお肌の中と言うのが、どういう状態になると肌がピーンという状態になるのでしょう。
そのお肌の内側について考えてみたいと思います。お肌の表面は、外側から、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層構造になっています。手で触れることができるのは、表皮の部分で、化粧品で潤いを与えたり、ケアを施す部分であり、皮膚の代謝であるターンオーバーが働くのもこの部分に当たります。
表皮の下に存在するのが真皮層になります。ハリや弾力を保ちながら肌を支えている土台と言われているところです。そのハリや弾力を生み出しているのは、真皮層に存在する「コラーゲン」や「ヒアルロン酸」「エラスチン」という成分の働きによるものです。
コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの役割
コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸は、化粧品原料としては、保湿成分として利用されることがあります。これらの成分は、それぞれ水分を蓄える性質をもっていますが、真皮層では、3つの成分が相互に作用し、お肌を支える役割を果たしています。
- コラーゲンは、真皮の中で90%を占める成分であり、真皮層の中で網目状に張り巡らせたベッドのスプリングのような働きをしています。
- エラスチンは、網目状になっているコラーゲン線維のつなぎ目を固定するように、接着剤のような役割を果たしています。
- ヒアルロン酸は、コラーゲンとエラスチンで成り立っている骨組みの間を埋める成分として存在しています。
このように3つの成分が作用しあってハリと弾力のあるお肌は作られています。
40代でお肌のハリ低下をもたらす原因
上記までで、真皮層のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の3つの成分がお肌のハリや弾力には重要と言うことを伝えました。この3つの成分が変質したり、バランスが崩れたりするとお肌のハリや弾力が失われてしまうことになります。
そのような状態を引き起こす原因は、様々ありますが、主に言われていることは、下記のようなことです。
- 加齢
- 乾燥や紫外線によるダメージ
- 酸化や糖化
40代の肌のハリ復活のための食べ物・栄養素とは
私たちが生活していくうえで、欠かせないものが食事です。食べ物から摂取した栄養素は、体を活動させる為のエネルギーになります。一日に必要な栄養素を十分に摂取することで、お肌にも栄養が行き渡るようになります。
お肌の代謝を活発にさせ、健やかな肌作りを可能にするために必要な栄養素は、以下になります。日々の食事の中で、気を付けて摂取することで、お肌の内側からのケアも可能になります。
タンパク質は、肌細胞を作る重要な成分です。タンパク質は、体内でアミノ酸に分解され、コラーゲンなどを作り出す原料になります。タンパク質が不足すると肌の新陳代謝の活動に影響が出るため、たるみ、くすみなどの肌トラブルを引き起こす原因になります。
高タンパクで低カロリーな食材である、鶏ささみ、赤身の肉、ラム肉、あじ、いわし、納豆、海苔、高野豆腐などの摂取がおすすめです。
イソフラボンは、大豆製品に多く含まれる成分です。女性ホルモンのエストロゲンとよく似ている構造を持つため、エストロゲンの不足が生じたときには、変わりにイソフラボンが活発に作用してくれる様です。
エストロゲンは、コラーゲン、ヒアルロン酸などの産生に大きく関わりのある成分です。エストロゲンが不足するとコラーゲンやヒアルロン酸の産生の減少を引き起こし、お肌のハリ、弾力の低下を引き起こす原因になります。
納豆、味噌、大豆食品などは、一日一回は食事に摂りいれることをおすすめします。
ビタミンAは、全身の粘膜を健康に保つ働きがあり、お肌の健康維持には、大切な栄養素になります。ビタミンAは、体の酸化を防ぐ作用も持っています。特に、真皮層においてコラーゲンやコラーゲンを生み出す線維芽細胞の酸化を防ぐための栄養素としても効果が期待できます。
ニンジン、ホウレンソウ、モロヘイヤなどのカロテノイドが多く含まれている緑黄色野菜やレバー、うなぎ、牛乳、卵黄などの動物性食品を摂取することをおすすめします。
ビタミンCも抗酸化ビタミンの一種です。活性酸素の働きを抑える働きがあり、お肌にハリや弾力をもたらすコラーゲンやコラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞を増やす為に必要な成分です。
ビタミンCは、赤ピーマン、ブロッコリー、柿、オレンジになどに多く含まれています。
ビタミンEも抗酸化ビタミンの一種で、活性酸素の働きを抑える作用があります。肌細胞の酸化を防止し、お肌のバリア機能を高めて乾燥を予防したり、血行促進によりお肌のターンオーバーを整えたりする働きがあります。
ビタミンEは、鮭、うなぎ、ナッツ類、カボチャ、赤ピーマンなどに多く含まれます。ビタミンCと一緒に摂取することで相乗効果があると言われています。
少し、話がそれますが、鮭は、ビタミンEなどが豊富ですか、鮭からコラーゲンも摂取できます。特に、サーモンコラーゲンは、体内への吸収が高いと言うことで、サプリメントから摂取する方が増えています。それが、今、話題のサーモンコラーゲンゼリーです。
40代の肌のハリ復活に大切なスキンケア法
栄養バランスの良い食事を心かけることは、健やかな肌作りには、大切なことです。しかし、食事だけでお肌のハリを復活させることは難しいことです。食事は、美しいお肌を育むために必要な生活習慣の一つという位置づけにしかなりません。
お肌にハリや弾力を復活させる為には、食事の他に、睡眠、適度な運動、自分に合ったスキンケアなども生活習慣として大切なことになってきます。
特に、スキンケアでは、紫外線対策と保湿ケアを徹底することが重要です。特に、紫外線のUV-Aは、お肌のハリや弾力をもたらす真皮層にまで達して、コラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。外出の際は、日焼け止めや日傘、防止などの活用をおすすめします。
紫外線が強くなる季節には、紫外線ケアをしながらコラーゲンケアも同時にできてしまう美容液に人気が集まります。その美容液は、プラチナVCセラムです。
また、お肌の乾燥は、お肌のハリ低下に大きな影響を与えるため、化粧水や美容液で保湿ケアを十分に行うことが大切です。
化粧品では、真皮層への直接的な効果は、見込めませんが、お肌の表面の表皮をしっかりと保湿することで、紫外線などの外部からの刺激を防ぐことができます。お肌の表面をしっかりと潤いを与えることで、お肌の表面においては、ハリを復活させることが可能です。
お肌の保湿を高めるためには、「水分保持能」が重要になります。「水分保持能」は、ライスパワー№11が配合された米肌が人気です。
40代の肌のハリ復活に必要な食べ物のまとめ
お肌のハリ復活に必要な食事についてお伝えしました。食事には、タンパク質、イソフラボン、ビタミンA,C,Eなどが含まれる食材を積極的に摂取することで、お肌のハリをアップさせることが可能です。しかし、食事は、美肌になるための一つの方法にしかなりません。
お肌のハリ復活の為には、食事の他には、紫外線対策と保湿を心掛けたスキンケアも合わせて行うことが重要です。特に、お肌の乾燥が激しい場合は、「水分保持能」が低下している場合があります。「水分保持能」を高めるためには、ライスパワー№11配合の米肌がおすすめです。